レンタルギャラリー、貸し画廊の情報検索サイト

写真展「日本とトルコ クルド人のいま」

場所:M-gallery川口 エムギャラリー [埼玉] 会期:2021.06.08 - 2021.06.13

埼玉県南部には、主にトルコから迫害を逃れてきた約2000人のクルド人が暮らしています。ほとんどが難民申請をしていますが、日本で難民として認められた人は誰もいません。
 不安定な状況にありながら、クルド人たちは自らの力で生き、日本社会が必要としている労働を担いながらこの社会を支えてきました。
そんな日本で暮らすクルド人の姿と、同化政策を進めクルド人を迫害し続けるトルコの現状を写真家たちの作品を通じて知ってもらいたいと考え、この展示を企画しました。


展示写真家プロフィール
Federico Borellaフェデリコ・ボレッラ
イタリア出身のフリーのフォトジャーナリスト
ナショナル・ジオグラフィック誌、ニューズウィーク誌、タイム誌、CNNなど多くの国際メディアで作品を発表。Sony World Photography Awards(ソニーワールドフォトグラフィーアワード)2019でフォトオブザイヤー、年間最優秀賞を受賞。
Refik Tekinレフィク・テキン
トルコ・ハッキャリ県シェムディンリ生まれ
ドキュメンタリーフォトグラファー、テレビジャーナリスト
クルド人としてクルド問題を取材。2006年から2012年までは、クルディッシュレポート新聞、メトログラフィー通信でカメラマンとして勤務。2016年にトルコ政府の非常事態政令で閉鎖されたIMC TVディヤルバクル支局に勤務。政府が外出禁止令を発令し、クルド人に対する弾圧が激しくなった時、取材中に襲われ負傷。その時カメラに収めた映像は、数々のジャーナリズム賞を受賞した。


「在日クルド人の現在2021実行委員会」について
毎年6月20日の「世界難民の日」をきっかけに、埼玉県南地域に暮らすトルコから来たクルド人の現在を写し出した写真や映像の展覧会「在日クルド人の現在2021」展ほか、クルド人に関する講演会、上映会などを主催。2021年6月に川口・蕨市内の各会場にて企画運営。
https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page.html


関連企画
【 展覧会 】『在日クルド人の現在(いま) 2021』
会場:アートギャラリー アトリア
日時:6月9日(水)~6月13日(日)
【 講演会 】『その虐殺は皆で見なかったことにした トルコ・クルドの町で起きた惨劇』
会場:オンライン http://ptix.at/5gqnRm
日時:6月11日(金)19:00~
講師:舟越美夏(ジャーナリスト) ほか
【 映画 】『Voices from the homeland』
会場:スキップシティ 彩の国ビジュアルプラザ
日時:6月20日(日)14:30~
監督:中島夏樹
*上映後に監督らによるトークあり

M-gallery川口 エムギャラリーの展示スケジュール