和光大学芸術学科卒業制作展2019 《カロル》

カロル = ラテン語で「熱」の意味を持つ。
カロリーという熱量の単位の由来。
歩く時、何かを思考する時、寝て、食べて、生きるということ…… すべての行為に、熱量は用いられます。ヒトも、機械も、モノや言葉にも、今日までに存在するものすべてに熱は発生しています。熱は爆発に至ることもあります。

私たちは誰もが爆発の可能性を秘めているのです。それは自分自身に、言葉というツールの中に、そして生みだされてきた作品の中にも在るでしょう。その熱量が、“干渉者”と接触したとき、どのような変化が起きるのでしょうか。

この展覧会は、これまでの和光大学の卒業制作展とは少し違った趣きになります。会場は横浜市内の4カ所に散らばり、ポスターなどの印刷物も小粋に仕上げました。

目立ったところがあるとは言えない未熟な私たちですが、この卒業制作展が起爆剤となり、 来場してくださった皆様、そして私たち自身に新しい熱量を与えていくことを願っています。

詳細：http://www.wako.ac.jp/artex/

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