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絞り展 ~有松から四間道を結ぶ天の川~

場所:エスプラナードギャラリー [名古屋] 会期:2018.07.21 - 2018.07.29

名古屋に残る江戸の町並み「四間道と有松」。名古屋城の石垣づくりをきっかけに発展した有松絞り。
次代の担い手・若手職人グループが円頓寺七夕祭りにちなみ、織姫・ひこ星をテーマにした展覧会。
四間道に佇む築150年の古民家、エスプラナードギャラリーを舞台に天の川に思いをつなぎ彩ります。

出品作家紹介

藤井祥二
名古屋市立大芸術工学部卒。国内外の伝統的なものづくりの現場を巡り有松鳴海絞の産地に辿り着く。アート、工芸、デザインの間を絞りと染めで表現する。

大須賀彩
名古屋学芸大大学院卒。400年の伝統を誇る有松絞りの技を受け継ぐとともに現代の感性を取り入れた作品を提案し、第24回有松絞り祭りで最優秀賞を受賞、その後も数々の受賞歴を持ち、NHKなどマスコミからの取材も数多い。職人歴12年、若手初の伝統工芸士を目指している。

デシリー・ヴェリング
ドイツ、プファルツ大ファッションデザイン科卒。2015年に来日し有松絞りに魅せられ、絞りを取り入れた鞄、洋服、和紙を使った小物づくりに従事している。

村口実梨・伊藤木綿(まり木綿)
名古屋芸術大卒。大学卒業後、二人で共に板締め絞りに特化した店「まり木綿」を始める。伝統は鑑賞するのではなく使い続けていくこと、をモットーに日々の生活に寄り添った“モノづくり”をしているほか、LEXUS匠プロジェクト、BEAMSとのコラボ展示など多方面で活躍している

得能慎司
東京造形大卒、テキスタイルデザインを専攻し廃材を使った作品を発表。2014年欧州のコンテスト「ITS」に参加。学生時代に一貫していた「不均一なテクスチャー」と伝統技法有松絞り特有の“色、ムラ、しわ”に共通点を感じ革の後加工や靴など革製品の商品開発に携わっている。

安保成子
有松絞りのデザイン・制作に長年携わり各国の国際絞り会議参加、絞り創作集団I.S.Uに参画。店舗・ホテルのインテリアやバッグ・服飾など絞りオリジナル作品の企画・制作などの他、伝統工芸品全般の空間コーディネートも手掛ける。

エスプラナードギャラリーの展示スケジュール