川村辰巳「手跡展」

瓦に込められた想いを、屋根の上から生活（家）の中へ

より瓦を身近に、そして愛されるアイテムとして認識させたい。
瓦製造業で、鬼師として働く中でそんな風に思うようになった。
工業製品としての「瓦」から、表現の素材としての「瓦」へ。

「飾り瓦」は、鬼瓦に代表されるように屋根の上に鎮座し、その家の守護・安全などの祈りを込められてつくられるようになったもの。
家を護ることは、その家庭を守りたいという思いに他ならないのではないだろうか。

現在、飾り瓦や瓦葺の家は減りつつある。
日本人の生活に合わせ、家屋も変化してきた。
だけど、その想いは今も変わらないのではないだろうか。

飾り瓦で磨いた造形技術と、込められた想いを「瓦」という素材で新しい「瓦」をつくります。

詳細：http://creatorsmarket.wixsite.com/crema-gallery/exhibition

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